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葬儀は故人と遺族が主役

仏式の葬儀を行う人について回るのが、お寺さんとの付き合いです。読経をあげてもらったり、本堂を借りたり、戒名をつけてもらったり、といったときにお寺さんに頼んでお坊さんに来てもらいます。日本ではお寺のお坊さんは非常に偉いイメージがついて回っているので、ともすると葬儀の間じゅうお寺へのお礼のことばかり考えているケースも多いです。お坊さんが来れば上等なお菓子のひとつでも差し上げて、戒名料にはいくら包んで、お坊さんの移動手段には一般の参列者とは違う手段を考えて、など気を遣います。

故人の霊を慰めていただいているのだから、それくらいやるのは当然と考えるかもしれませんが、葬儀関係者からすると、遺族がかわいそうになるほど右往左往することも多いと聞きます。お坊さんの中には思いやりがあって、遺族の気持ちを考えてくれる人もいますが、お礼だけもらって読経が終わったらすぐに帰ってしまうような人もいます。忘れてはいけないのが、主役は故人と遺族ということです。決してお坊さんが主役ではありません。

仏式の葬儀をあげるときには、ついこの点が忘れられがちですが、主役は故人と遺族です。もちろん、社会的なしきたりからするとお坊さんへのお礼やお布施などを考えることは必要ですが、そればかりに心を砕いてしまわないことが大切です。大切なのは遺族が納得した形で故人を送ることです。納得のいく葬儀ができれば、遺族の気持ちが整理されていきます。

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