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家族だけの葬儀のメリット

家族だけで行う葬儀は、家族葬と呼ばれています。これは一般の人には故人の死を告知せず、近親者のみで行われる葬儀です。昔は密葬と呼ばれていましたが、閉塞的なイメージが強いために家族葬という呼び方に変わりました。そもそも密葬は、年末年始の葬儀、後日故郷や社葬という正式な葬儀を行うための仮の式、変死などの事情があり公開したくない、といったケースに使われてきたものです。

しかし、最近ではこのようなケースではなくても、家族だけで故人を送りたいという気持ちから、家族葬を選ぶ人も増えています。家族葬といっても、家族よりも範囲を広げて親戚や近しい友人などを加える場合にも家族葬という呼び方が使われます。平均30人(80人以下)の葬儀が家族葬にあたります。ごく近しい人だけで行えるので、一般葬に比べると形式ばらずに心のこもった送り方ができるのがメリットです。

故人をよく知っている人ばかりなので、ゆっくりとお別れをすることができます。無宗教で行うケースもありますが、ほとんどは仏式のお坊さんを招いて行うものです。一つ注意なのは、家族葬は比較的新しい方式なので、昔ながらの式のイメージが強い人には批判される可能性もあるということです。親戚の中にも昔ながらの人をたくさん招いてやる方法が本式だということで、批判する人が出てこないとも限りません。

大切なのは遺族の気持ちですが、トラブルにならないためにも周囲に理解を求めておけるようにしましょう。

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